システム開発事業
レーザー技術推進センター(PLT)は、大学や官公庁における研究や実験をサポートするソフトウェアをはじめ、制御システム、計測装置などを開発しています。
計測制御ソフトウェア開発
RS-232CやGP-IB、LANなどの各種インターフェースを通して、センサーなどからの出力の測定に加え、モータードライバーやシャッター、レーザーなど様々な機器の制御を同時に行うソフトウェアを開発することで、研究や実験などの手間を省き、効率的で確実にデータを取得できるようになります。
レーザー技術推進センターではこのような計測制御ソフトウェアの設計、画面デザイン、作成を行っています。ご要望に応じて、使いやすいユーザーインターフェースを搭載したソフトウェアをご提案します。
計測制御ソフトウェアの例
- 蛍光分光器 計測・データ管理ソフトウェア
蛍光分光装置SS-25の分光器およびロックインアンプを自動制御し、測定値を取得することで、蛍光スペクトル、励起蛍光スペクトルおよび透過スペクトルを測定するソフトウェアです。
実験データ管理ソフトウェア開発
昨今の研究においては実験データをいかに保存し、管理し、公開するかということが重要になっています。データの蓄積にはRDBやXMLなどのデータベースが使用されますが、データをアップロードしたり、データを公開したりするユーザーインターフェースを作ることは簡単ではありません。また、ユーザーインターフェースが使いにくいものであればデータベースの特長を活かすことができません。
レーザー技術推進センターでは、取り扱うデータに合わせた最適なユーザーインターフェースをもつソフトを提案することで、実験とそのデータの公開をスムースに進めるお手伝いをしています。
実験データ管理ソフトウェアの例
- 全国共同利用実験データベース用 データアップロードソフトウェア
- 干渉パターン画像解析ソフトウェア
研究施設で得られた実験データや画像をわかりやすいインターフェースと最低限のユーザー操作でデータベースにアップロードすることができるソフトウェアです。
干渉顕微鏡で撮影された干渉パターンの一部を解析し、球体のサイズや真球度や膜均一性などを評価するソフトウェアです。